高校野球を見ていて思ったこと

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今日は現在のようなグローバルな社会においては、
旧来の考え方に起因する人材の損失は計り知れないものがあるという話。

高校野球が甲子園で行なわれているが、皆さんも大分高校の女子マネージャーが練習の際にグランドに立ったことが話題になっていたことは多く報道されていたから覚えているだろう。
その際に、高校野球というものが実に保守的であるというのが語られていたのだが、その中で丸刈りということに焦点を当てて話してみよう。

野球部=丸刈り

最近では減っては来ているのだろうが、やはりこのイメージが強いわけなのだが、
なぜ野球部が丸刈りなのか、それはやはり伝統だからとか、運動するには丸刈りが良いなんて理由もあるのだろう。
実際に、ワシが中学生のときは「運動するのに邪魔だから」なんて理屈で男子全員が丸刈りを強制されていたのだが、今思い返しても理解不能なわけで。
当時、小学校から中学校に進級する際に、金持ちの家の奴は丸刈りが嫌やから私立に行く奴もいた記憶がある。

仮に、野球においてずば抜けた才能がある(イチローのような)生徒がいるとしよう、しかし在学している学校の野球部は丸刈りが前提であった為に野球部を諦めたとしたら、そのことは野球というスポーツにおいて大変な損失につながるのではないかということである。

そして、少子高齢化の時代の中で伝統を重んじるばかり若者の興味が離れていってしまうのであれば、野球人口は減っていく一方であろう。

伝統も大切にしていかなければいけないのは当然のことではあるが、そのことによりマイナスの事案が発生するのであれば変えるべきところは変えなければいけないものである。

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