高速道路でレーザー照射男書類送検

東名高速で対向車にレーザーポインターの光を照射したとして、愛知県警高速道路交通警察隊は7日、道交法違反の疑いで、大阪市のトラック運転手の男(61)を書類送検した。男は容疑を認め、「対向車のライトがまぶしかった。相手に知らせるつもりで照射した」と話しているという。

 送検容疑は、9月12日午前1時ごろ、愛知県豊橋市内の東名高速豊川インター付近の上り車線で大型トラックを運転中、対向車にレーザーポインターの光を照射した疑い。
 県警によると、事故などはなかった。使われたレーザーポインターは、強い光を発するため国内販売や輸入が規制されており、目に当たるとけがをする恐れがある。男は7年前に友人から譲り受け、鳥に照射して遊ぶなどしていたという。
 照射された車の運転手は取材に対し、「怒りを感じた。迷惑な行為で、二度とやってほしくない」とコメントした。

2021年10月07日