クレーマー様が通りますよ
所謂モンスターのお話
サービス業をしている人なら毎日のようにモンスターと対峙していると思うのだが
モンスターに限らず、昔からクレームをつける客の存在は有ったのだろうが、
最近は少し度が過ぎていて、お店やメーカーそしてイベントを主宰する側もクレームが出ないように気を使いすぎているのではないだろうか。
つい最近の話では、福岡県のスペースワールドで魚の上を滑ることの出来るスケートリンクの例がある。
確かに悪趣味だとは感じるが、同時に面白そうとも思ったのだが・・・
そして、これに繋がっているのが、
さっぽろ雪まつりの「魚氷」を中止
理由は、不快な思いをする人が出ないように・・・・
要するに「スペースワールド」の二の舞を避けようってことやろ。
魚を氷の中に閉じ込めてそれを展示するだけなので綺麗だと思うのだが、
「魚が可哀想」とかハァ・・・もう意味がわからん。
死んでいる魚を氷の中に閉じ込めているだけやん。
最近の傾向としては、少数派のクレーマーの意見がまかり通るおかげで、
多数派(この場合はイベント)の楽しみにしている・満足している人達が損をするパターンが多いように感じる。
例えば、盆踊りが五月蝿いから中止、若しくは無音で開催なんて異常事態。
これには日本人の寛容さが無くなってきているのが影響しているのだろう。
価値観が多様化=細分化しているのは事実だが、その価値観の違いよって発生するクレームを恐れるあまり
いつの間にか”クレーマー”が”クレーマー様”
となって発言の威力が増大していく世の中では、
物言わない人ほど損することが多くなる不条理な状況が増えていくに違いない。
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