底辺
昔からあった言葉なのだが、ここ数年で凄くクローズアップされている。
簡単に言えば
格差社会が広がっている
ということである。
確かに動物が生きていく中で全てが平等なんて不自然なことで、
必ず階層が出来上がるのは必然なのである。
いつの世も格差(階級)という社会の仕組みは存在するのだが、
格差が顕著になると持たざる者の不満が高まるので、
当然、政府は格差是正を旗印の政策を打ち出すのだが、
実際は持たざる者が受身なだけでは何も変わらないのではないだろうか。
問題は、更に上を目指そう努力する人口の割合が
下層に行くほど減少する現実がある。
誰しも、仕事をする上で努力をしていると思うが、
エリート街道の人々と、
そうでない人の大きな違い・・・それは、
競争社会の渦に巻き込まれているかどうか、
もっと分かりやすく言うと、
ライバルが多いか
若しくは、
油断していると追い落とされるかどうかと言う事である。
運転手のような仕事でも好敵手は存在するのだが、追い落とされる程の
事案はマズ無い。
確かに、とんでもなくどんくさい人は仕事を失うこともあるが・・・
日頃から自分を鍛錬する必要がある職業と、
そうでない職業。
前者は、スキルを上げ続けないと能力のあるライバルが現れると蹴落とされる恐れがあり、家に帰ってからも形に違いはあれどもスキルを磨く・習得するべく努力をしている場合が多い。
後者は、周りも同じようなレベルの人が多いので別スキルアップを必要とせず、家に帰ってからはテレビ三昧なんてパターンかも。
しかし
時間だけは平等に進む
このことからも、格差の固定化の大きな原因は自分自身にあるということが
お分かり頂けたと思う。
続く
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