運転手・・・・
以前、どこかで見たことがあるのだが、
トラック運送業界に転職した人が驚くことの一つに
荷物の積み降ろし作業
があるらしい。
つまり・・・
トラック運転手はハンドルを握って走るだけ
世間ではそのように理解している人が多いということなのか。
しかし、そんな甘い業界ではない。
基本的に
手積み上等
そんな世界である。
荷主によってフォークリフトで「完全パレット積み降ろし」の会社もあるが、
21世紀になっても依然として手積みの仕事は多く残っているのが現状である。
しかも、大型トラックに2000ケース3000ケースの手積みになると近距離の仕事なら運転時間よりも積み込み時間の方が遥かに長くなり、運転手というより作業員と言った方が良い仕事も存在する。
そして仕事によっては、自ら積む荷物の検品をしなくていけない仕事も存在する。
積み込み時に最も重要なこと
それは・・・
荷物の破損・汚損が無いか確認すること
これを怠ると酷い目に遭う。
トラック運送業界は積んでしまえば運転手の責任
というのが一般的なので、例えばケースの破損を見逃して積み込んでしまえば、
それは運転手の責任となる。
しかも、荷降ろしで発見されたら荷主と代替品の手配をしたり会社に連絡したりと時間のロスにもつながる。
しかも、運送業界では運転手が荷物事故を起こすと弁償させられたりする事例が未だに多く存在している。運送会社によっては貨物保険を掛けていない事業者も存在するので注意が必要である。
2に続く
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