今まで運転手そして林業・派遣の工員とそんな職業を転々としてきたのだが、
そのような職業を25年してきて感じたことをはなしてみよう。
職業に貴賤なしとは言うものの、当然のことではあるが職業によって従事している人の階層のが違うというのが一番の印象である。
実際のところトラック運転手という仕事は、中卒でも可能な職業である。
しかも、運転手という職業に従事していると、何故か向上心が薄れていくのである。
当然、運行管理の資格を取得して事務所に入って役職に就く人もいるだが、
基本的に、現場が好きと言えばきこえが良いが、
責任を押し付けられるのが嫌
一人の方が気楽
月給が下がる
なんてことがあるようだ。
以前話したが、トラック運転手の世界はどちらかというと体力勝負の世界といえるので、
基本的に若いうちにガンガン稼いで年齢を重ねたらボチボチとなんてのが一般的である。
だから本来は若いうちは運転手で、
勤続が長くなれば管理職なんてのが良い筈なのである。
しかし、管理職の話が来ても断る人が多いのである。
当然、名ばかり管理職の場合が多いという事実もあるのだが・・・
その人の実力・野心なんてのもあるかもしれないが、基本的に運転手という職で入社したら、運転手のままで定年を迎えるのがほとんどである。
しかも、運転手を長年続きていると、つぶしが効かなくなり他の職業に転職しようと思わなくなり、転職するにしても別の運送会社に行くしかなく、結局運転手のままである。
そこにも、運転手特有の気質
気楽さ重視 なんてものがあるわけで、
そんなこと続けていくと当然
底辺の固定化につながるのである。
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